こんにちは。出張鍼灸マッサージBody taskの加藤 壮です。
日本人の主食の糖質。エネルギー源であり、カロリー摂取の50%もしめています。低糖質や糖質制限が流行っていますが、極端な糖質制限は健康に良くないと思っています。なんでも極端にすることは、効果があるように見えますが継続することが難しい場合があります。糖質を取らないのではなく、糖質を見極めてみましょう。
糖質、炭水化物を見極めて生活しよう!
血糖値
糖質を取るとこの血糖値というのが高くなります。
この血糖値がゆっくり上がるものと、急激に上がるものとがあります。
GI値
グリセミック指数と言います。聞いたことがあるでしょうか?炭水化物の血糖値に上昇速度を表したものです。GI値が高いほど急激に上昇することを表しています。逆に低いほどゆっくり上がるというものを表しています。
急激に上がるのと、ゆっくり上がるのとはどちらの方がいいと思いますか?
血糖値を安定させるには、ゆっくり上がった方がいいですね。急激に血糖値が上がると急激に適正値まで下げないといけないですからね。
POINT急激に血糖値が上がると、急激に下げないといけないので、体に負担がかかる。
血糖値の安定は、気分の安定
血糖値と気分がどう関係するのでしょうか?
低血糖になると、体の各器官に糖分が行かなくなってしまいます。エネルギーがいかないと大変ですので血糖値を上げなければなりません。この時体は、血糖値を上げるホルモンを出します。その中の1つにアドレナリンがあります。
このブログでも何度か紹介しているホルモンのアドレナリン。
これは戦闘態勢を作るホルモンです。戦闘態勢を作るということは、心臓の心拍数も上がり、気分も攻撃的になるということです。交感神経も優位になるということです。いわゆるムカつく、カッとなるという精神状態になります。
POINT低血糖になると、イライラしやすくなる
急激に血糖値が上がるのは、精製されたもの
精製されたものとはいわゆる白いものです。例えば、お米。元々は玄米です。精製されることで白米になります。白米はとても食べやすく、美味しいです。ですが栄養素的に見ると表面の栄養豊富なぬかが取り除かれて、栄養がそぎ落とされた残り物の白米になってしまいます。この時マグネシウムや亜鉛が取り除かれてしまいます。この取り除かれた栄養素は筋肉をつくるうえでもとても重要な栄養素です。
精製することで、雑味がなくなり、日本酒では大吟醸などいいお酒に使われます。ですが血糖値の観点からみると急上昇を起こしやすいです。吸収しやすいという面もあるので、体が弱っている時、胃に負担をかけたくない時には良いと思います。
血糖値の急上昇は、インスリンの無駄使いにつながります。インスリンとは血糖値を下げる唯一のホルモンです。これが長年続いていくと今では、生活習慣病の糖尿病を引き起こすことになります。現代では、高血圧からの疾患より、高血糖からの疾患の方が問題視されています。
糖尿病は、寿命が10年縮まると言われています。
まだまだ先の話だよっと思う方もいると思います。若い人では体形に関係してきます。太りやすくなってしまいます。ダイエットしたい方にも気をつけてもらいたいですね。
まとめ
白い食品はとても美味しいです。身近なものにもなっています。体が弱っていて、下痢をしてしまうなどの時は玄米などは体に負担がかかることもあります。大切なのでは、どんな特性がある食べ物かと、自分の体質です。健康のためにやっていることが不健康であったり、不健康だなと思うことがストレス解消になっていたりと一概に白黒分けることは難しいですが、知っていて損はないと思いますので頭の片隅にでも置いておいてください。
自宅で、待つだけ、マッサージ。鍼灸もね。
お問い合わせ・ご予約はこちらから
ID : @yid3200c
お友達追加で簡単予約ができます。
また、無料相談も承っていますのでお気軽にご連絡ください!
※お友達追加後に、下記の内容をお送りください。
1.お名前、電話番号をご記入ください。
2.お悩みの症状(簡易的で構いません)