こんにちは。出張鍼灸マッサージBody taskの加藤 壮です。
仕事は、日常生活の中で多くの時間を占めます。肩こりは、普段の生活習慣から引き起こされていることが多いです。今の世の中では、どんな職業でもパソコン作業、デスクワークが付いてくることが多いです。今回は、デスクワークの時の動きを考え、手首や前腕の筋肉について紹介していきます。
目次
デスクワークは、筋肉からの影響と自律神経の影響のダブルで肩こりが起こる
デスクワークは、その特徴として自律神経への作用と、指先の動きが見られます。この2つの影響からつらい肩こりが起きてしまいます。
デスクワークの自律神経の影響
自律神経についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
自律神経は、交感神経と副交感神経という2種類の神経で構成されています。それぞれ違った役割があります。わかりやすく分けてみました。
POINT交感神経→行動、戦闘態勢、仕事の神経、アクセル
副交感神経→休む、回復、リラックスの神経、ブレーキ
このように、正反対の機能を担っているわけです。交感神経が強く働く状況は、副交感神経の働きが抑えられる状況になります。逆に副交感神経が働きやすい環境では、交感神経の働きが抑えられる環境になりやすいです。
デスクワークと自律神経
デスクワークは、両方の神経が働いてしまう環境に置かれることになります。
もちろん、仕事なので集中しなければいけないため交感神経が過剰に働きます。それが、8時間です。
副交感神経はどうなんでしょうか?
デスクワークの特徴として、近くの画面を見続ける、手元を見続けるということが起こります。
この時に、目の焦点を合わせる毛様体筋が活動して近くに標準が合わさります。この時、毛様体筋に命令を出しているのが副交感神経なんです。
デスクワークは、アクセル(交感神経)とブレーキ(副交感神経)を同時に踏み込んでいる状態が起きます。そのような状態は、エンジンがいかれるということ(脳疲労)が起きてしまいます。
この現象により、体の疲労の訴えとして肩こりが1つサインとして出てきます。
デスクワークの姿勢
デスクワークは椅子に長時間座って、タイピングや事務作業をします。
長時間座るということで肩こりとは違いますが、腰痛が起こる可能性があります。
タイピングや事務作業は、手首をそらした状態で指を動かします。
さらに手首をそらした状態で、軽く腕を浮かす方も多いでしょう。
- 手首をそらした状態で指を動かす
- 軽く腕を浮かす状態
この状態は、ある筋肉に負担をかけ、肩こりが起きやすいようにしてしまいます。
手首をそらした状態で指を動かす
手首を下に向けて、手首をそらすことで長橈側手根伸筋(ちょうとうそくしゅこんしんきん)という筋肉に負荷をかけることになります。
特にタイピングでは、人差し指をよく使いますので、人差し指付近に付いているこの筋肉は、じわじわ疲労していきます。
軽く腕を浮かす
軽く腕を浮かすことで、浮かした腕の重みをどこかで支えなければいけません。その支えとなる肩周りの筋肉に負担がかかるのはもちろんのこと、腕橈骨筋(わんとうこつきん)という筋肉にも負担がかかります。
この筋肉は主に肘から先の重みを支える時に働き、疲労していきます。
セルフケア
簡単にできるストレッチとセルフケアに使えるツボをご紹介します。
ストレッチ
①手のヒラを下に向けて手を伸ばします。
②指を下に向けるように手首を曲げます。
③反対の手を、人差し指の付け根あたりにあてます。
④③の状態から少し外側押しながら手首を曲げるようにストレッチします。
この時、長橈側手根伸筋、腕橈骨筋のあたりにストレッチ感を感じます。
ツボ
曲池
①力こぶを作るように、肘を曲げます
②肘を曲げた時にシワができます。
③そのシワの1番親指側あたりに押すと痛気持ちいところがあります。
そこが曲池です。
腕の動かしづらさ、便秘に効果があると言われています。
軽く押す、マッサージ、つまむなど行ってみてください。
まとめ
デスクワークの時間を減らすことができれば1番良いです。しかしすぐにはできないと思います。休憩を効果的に行い、早く終わらせることは少しはできると思います。休憩時間を効果的に過ごすようにやってみてください。
自宅で、待つだけ、マッサージ。鍼灸もね。
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