肩こりとタイピング


こんにちは。出張鍼灸マッサージBody taskの加藤 壮です。

パソコンが普及してから、肩こりを訴える人は増加してきています。特に24歳以上の男女で肩こりは増加しています。パソコンでの仕事の姿勢は、肩こりを作り出す環境になっています。今回は肩こりとパソコン作業のタイピングについて紹介していきます。

 

パソコン作業は肩こりを生み出す

パソコン作業は、肩こりを増強する要素が整っています。さまざまな要素から身体の不調を引き起こします。タイピングでは、肘から先のコリが肩こりに波及していきます。

 

 

 

 

 

 

PC作業の肩こりを生み出す3要素

 

  • 頭が前屈みになり首に負担がかかる
  • 近くの画面を見て、自律神経に負担がかかる
  • 肘より先の筋肉の動きが多くなる

 

 

 

 

 

 

頭が前屈みになり首に負担がかかる

頭はおよそ6キログラムあります。その6キロの重りを傾けたままで固定するのは、とても負担がかかります。この時固定に負担がかかるのが僧帽筋です。

 

6キロといえば、2リットルのお茶のペットボトル3本です!!

最寄りのスーパーから2リットルペットボトルを運んで帰るのって大変ですよね。首と腕なので一概に一緒とはいえませんが、前かがみになった状態での首への負担の大きさがイメージできましたでしょうか?

 

そんな状態が1日にデスクワークやエンジニアの方なら8時間とるわけです。肩こりが起こらないわけないですよね……

 

 

 

 

 

近くの画面を見て、自律神経に負担がかかる

仕事や、動画、読書などでも集中してしまっているとあっという間に時間は過ぎていきます。近くのものをみるのは、自律神経系に負担をかけます。

 

さらに近くのものは手元にあることが多いので、頭が前屈みになるという状態も自然と作られてしまいます。

 

集中して頭を使うことで交感神経が酷使され、目の近くのものにピントを合わせる瞳孔括約筋の過度の働きによって、副交感神経が酷使されてしまいます。

 

僧帽筋と胸鎖乳突筋は、バランスを感知する機能もあります。これは、ほかの筋肉の体を動かすためだけとは少し違い、特殊な機能です。

 

この機能をコントロールしているのが自律神経です。僧帽筋、胸鎖乳突筋は自律神経によって支配されています。自律神経の疲労は、この2つの筋肉のこりとして現れます。

 

 

 

 

肘より先の筋肉の動きが多くなる。

今回着目するのがこの要素です。エンジニアの人は、1日何文字ほどタイピングするのでしょうか?

およそ平均して5000回キーを押しています。

パソコン作業が多い人では、5000は軽く超えていくでしょう。

今回はここを深掘りしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイピング姿勢

まず姿勢は、手のひらを下にして手首を返して動かす状態になります。

この状態から肘より先を動かすのに、僧帽筋を軽く緊張させ腕を浮かせなければいけないために、肩こりが増強する基本姿勢だと思ってください。

 

 

 

 

 

 

QWERTY配列

現在のパソコンなどのキーボード配列は、QWERTY配列と呼ばれる配列になっています。1870年代のタイプライターの時代からこの配列が続いています。すごい歴史がある配列なんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

使用頻度が高い文字

日本語では母音であり、英語では30%がeとaとtが占めるとされています。この使用頻度が多いキーはこのような位置にあります。

使用頻度が高いキーは、左側に集中しています。

 

 

 

 

 

 

 

左手の動きに着目して

使用頻度が高いキーは、左側にあることが多いので今回は左手の動きを分析してみたいと思います。

Aを中指で押すパターンと小指で押すパターン人それぞれ、タイピングの癖はあると思いますが簡単この2つにしてみました。

 

 

 

 

 

 

 

中指で押すパターン

中指で押すパターンは、手首を外側に動かす動作が多くなります。

手首をそらした状態で、外側に振る動きが多くなります。手首を動かすことで、前腕の上側の筋肉がこります。このコリが肩こりを引き起こすことにつながります。

 

 

 

 

 

 

小指で押すパターン

小指で押すパターンは、小指球付近の筋肉の動きが多くなります。

小指球とは小指の付け根付近の手のひらの盛り上がりのことです。

 

 

小指でキーを押すのは、小指を動かす筋肉がこってきてしまいます。

手首より先は、骨の数が多く偏った指の使い方は、この配列を崩すことになります。

 

 

 

 

 

それが原因で肩こりを引き起こすことがあります。手のヒラ側の筋肉は、僧帽筋と筋膜の流れで繋がっているのでその影響でも肩こりが強くなることもあります。

左手忙しいですね。

 

 

 

 

 

セルフケア

 

 

ツボとマッサージするところをご紹介いたします。

ツボは、痛気持ちいい程度の強さで押してみてください。

マッサージはつまむようにほぐしてみてください。

 

 

外関(がいかん)

手の甲側の前腕にあります。手首をそらした時にできるシワから3センチほどの場所にあります。手首から肘の間には、骨が2本あります。その2本の骨の間をイメージしてください。

 

このツボは、頭痛、耳鳴り、胸の痛み、肘手首の痛みや動きの改善に効果があると言われています。

 

 

 

 

 

 

 

小指球を揉む

母指球はよく聞いたことがあると思います。それとは反対に、小指の付け根の盛り上がりが小指球です。この辺りをつまむようにほぐしてみましょう。

 

 

 

 

まとめ

タイピングのように、肩を固定して手首より先を動かす動作は、肩こりの原因になりやすいです。偏った動きは、身体のこりの原因になります。デスクワークのお供に試してみてください。

 

自宅で、待つだけ、マッサージ。鍼灸もね。


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